試験の合格率・難易度

通関士試験の合格率・難易度

さて通関士試験の合格率と難易度です。
まずは過去5年間の試験の結果をご覧ください。

【近年の試験結果】

 

受験者数

合格者数

合格率

2006年度

10,357人

725人

7.0%

2007年度

10,695人

820人

7.7%

2008年度

10,390人

1,847人

17.8%

2009年度

10,367人

807人

7.8%

2010年度

9,490人

929人

9.8%

近年5年の合格率の平均はおよそ10%です。ただし2008年度の合格率(17.8%)が異例に高く、近年の合格率平均を底上げしている感があります。
2007年度の7.7%、2009年度の7.8%、2010年度の9.8%、このあたりの数値が標準の水準だと見ておくべきでしょう。つまり通関士試験の合格率は8~9%台ということになります。

一般に資格試験には、合格率が10%以下の資格は「難易度が高くかつ活用度の高い資格」という認識があります。通関士資格もそのランクに属する価値ある資格ということですね。

とはいえ合格率は8~9%、10人受けても受かるのは1人の資格と知って落胆してしまう方もあるかもしれません。でも気落ちする必要はありません。

という理由のひとつとして、通関士試験には受験資格が一切設けられていないことが挙げられます。年齢・学歴を問わない試験ですので、試験会場には多種多様な方々が集まっているということです。
若い方のなかには、その回には合格しようという気持ちがさらさらなくて、腕試しのつもりで試験を受けている方もいると思います。

また年齢に関係なく、受験へ準備が満足でないまま試験を受ける受験者が少なくないのは、通関士試験にかぎらず、どのような資格にも共通していえることです。しっかり試験勉強をして臨んでいる人であれば、試験会場に集まる人たちの約3割は、実質ライバルではありません。合格率8~9%のイメージには、そのよう見せかけのトリックもありますので、あまり合格率にはとらわれないようにしましょう。

とはいえ通関士試験の突破(合格)が、決して簡単なことではないこともまた事実でしょう。すでに述べたとおり国際貿易にたずさわる仕事、その将来性について、若い方々は大きく価値を置いています。また景気の低迷が続く社会情勢のなかで、安定した職業につくために通関士の資格を取得しようと思う人が増えているのは確かなようです。

1回の試験で合格を勝ち取るためには、しっかりと試験準備をして臨みたいところです。

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